盛岡は細雪が降っている。
積雪は地面がうっすらと雪化粧するかのように白い。
しかし、気温は氷点下寒い。
同じ雪でも、宇奈月で降る雪は牡丹雪、みるみるうちに積もってゆく。
寒さもそれほどでない。
17日の朝は細雪が降る中、午後から行われる岩手県県民会議主催の社会生活に困難を有するこども・若者支援公開講座〜子ども・若者が健やかに成長し次世代の社会を担うために〜の基調講演で「不登校ひきこもり・ニート−子どもの心と向き合うために−」を行ってきた。
幸い午後から晴れ、公開講座が終了する午後4時過ぎには、青空さえ見えた。
定員を超える満席、それに地元テレビ局も入り、午後、6時過ぎのニュースの中で講演の模様やインタビューが流れた。関心の高さの他に深刻さも垣間見ることができた。
阪神・淡路の震災の時もそうだったが、生活再建のために、無我夢中で働き、生活を取り戻そうとするためか、一時的に不登校やひきこもりは減少するが、少し、落ち着いたところで、肉親を喪失した悲しみ、津波のトラウマが蘇り、心を苦しめ、急増する可能性が非常に高い。
一時的な支援は生活再建と社会インフラの整備、二次的な支援はこころの支援だと思う。
「頑張れ、東北!」みんなで長期的な支援をして東北地方を支えよう!
しかし、個人的には、70代が迫り、腰痛を抱え、シンドイことも事実、
12月から、仕事とは言え、北米、ハワイ島、タイ、台湾、そして、また、タイ等、亜熱帯や熱帯地方との往復4回。
宇奈月での打ち合わせとカウンセリング、東北、九州、関西への研修や講演、会議が続いた。
やはり、身体がシンドイのも事実、しかし、カウンセリングを待つ、人達にも迷惑をかけている。頑張らねば、と思う。